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  1. 日野市議会 2023-01-30
    令和5年第1回臨時会(第1日) 本文 開催日: 2023-01-30


    取得元: 日野市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-08
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1             10時01分 開会・開議 ◯議長古賀壮志君)  これより令和5年第1回日野市議会臨時会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。  ただいまの出席議員24名であります。  日程に入る前に議長より申し上げます。  新型コロナウイルス感染予防の目的から、議会運営上、様々な取扱いをさせていただいております。特に、次の3点について御留意願います。  1、会議時間の短縮を図るため、質疑答弁は簡潔に行うようお願いいたします。  2、説明員を最小限に抑えるとともに、換気のため出入口の扉は常時開放いたします。  3、議場への入退場の際には、手指消毒の慣行とマスクの着用を推奨いたします。  以上、議会運営委員会での決定事項となりますので、皆様の御理解、御協力をお願い申し上げます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2 ◯議長古賀壮志君)  これより日程第1、議席の一部変更の件を議題といたします。  新型コロナウイルス感染予防の目的から、議席の間隔を空けるため議員席後方に座席を設置し、今期臨時会の間、議席として使用いたしたいと思います。  お諮りいたします。議員席後方も議席と定め、会議規則第4条第3項の規定により、お手元に配付いたしました議席変更図のとおり議席の一部を変更することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 3 ◯議長古賀壮志君)  御異議ないものと認めます。よって、議席の一部を変更することに決しました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 4 ◯議長古賀壮志君)  次に、日程第2、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員については、会議規則第88条の規定により、議長において、     11番  森 沢 美和子 議員     12番  島 谷 広 則 議員
    を指名いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 5 ◯議長古賀壮志君)  次に、日程第3、会期の決定の件を議題といたします。  議会運営委員長の報告を求めます。      〔議会運営委員長 登壇〕 6 ◯議会運営委員長鈴木洋子君)  それでは、御報告申し上げます。  去る1月25日、午前11時より議会運営委員会を開きまして、今臨時会の運営について審議いたしました。  会期につきましては、本日、1月30日、1日限りと決定いたしました。  議案の取扱いにつきましては、即決でお願いすることといたしました。  なお、議事日程につきましては、お手元に配付いたしました資料のとおりでございます。  以上、御確認いただきまして、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 7 ◯議長古賀壮志君)  お諮りいたします。ただいまの議会運営委員長の報告のとおり、会期を決定することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 8 ◯議長古賀壮志君)  御異議ないものと認めます。よって、会期は本日、1日と決定いたしました。  この際、議長から議事進行における報告をいたします。  去る12月15日、令和4年第4回定例会最終日において島谷広則議員より議事進行発言がありました。内容は、奥野りん子議員の発言について議長会議録の精査を求めるものでした。  よって、議長をして速記録等を精査した結果、奥野りん子議員の発言については会議録から削除、訂正は行わないことを御報告いたします。  また、同日において、田原茂議員より議事進行発言がありました。内容は、奥野りん子議員の発言について議長取消しを求めるものでした。  よって、議長をして速記録等を精査した結果、奥野りん子議員の発言の一部については適切性を欠く発言が認められましたので発言の一部を取り消し、会議録から削除することを御報告いたします。(「議事進行」と呼ぶ者あり)奥野りん子議員。 9 ◯17番(奥野りん子君)  2点質問がございます。ただいまの議長の報告に対しまして、2点質問させていただきます。  1点目、12月議会では民生文教委員会におきまして公明党田原議員から議事進行がございました。この件について、なぜ裁かれず、私のみこういうふうに対象となったのか、その理由ですね、教えていただきたいということと、あと、この適切性を欠く部分というのはどういう言葉について適切性を欠くと判断なさったのか、伺いたいと思います。 10 ◯議長古賀壮志君)  奥野りん子議員に申し上げます。発言の取消しに対する異議は認められませんので、御了承ください。(「了解」「議事進行」と呼ぶ者あり)奥野りん子議員。 11 ◯17番(奥野りん子君)  発言の取消しではありません。質問をしております。  議長は、議長はというよりも、この議長によっていろいろ言うことがこの間、変わってきたわけですけれども、古賀議長は12月議会で起きたことは少なくとも次の議会では報告をしなければいけないのでということで、私は会期の休会中もやり取りをさせていただいたわけですね。ということであれば、同じ12月議会議事進行が行われ、その議事進行民生文教委員会の中で行われた議事進行についてはスルーするという今結果になっていますよね。私だけが取り上げられて、片や、民生文教委員会公明党田原議員議事進行をかけましたけれども、その件について馬場賢司委員長からは何の報告もなかったのか、あるいは報告はあったけれどもどのような精査がされたのか、この点について質問しております。  そして、その2点目も質問でございます。取り消せとは言っていません。適切性を欠く言葉というのはどういう言葉だったんでしょうか、教えてください。 12 ◯議長古賀壮志君)  奥野りん子議員に申し上げます。このたびの発言の取消し議長秩序保持権に基づくものであり、繰り返しとなりますが、異議は認められませんので御理解ください。(「了解」「議事進行」と呼ぶ者あり)奥野りん子議員。 13 ◯17番(奥野りん子君)  私は異議を申し立てておりません。取り消せと言っておりません。質問をしております。その質問に答えてください。場合によってはですね、12月議会であった議事進行、なぜ一方はスルーして、一方は取り上げるのか、どういう理由によるのか。議会は公正でなければなりません。議長も公平でなければなりません。なぜこのような差別をしたのか、その理由を聞いております。(発言する者あり) 14 ◯議長古賀壮志君)  奥野りん子議員に申し上げます。速記録等の精査の結果、奥野りん子議員の発言の一部に適切性を欠く発言が認められましたので、その旨を議員に通告し発言の取消しをお願いいたしましたが、議員がこれを拒否したことから、議長として、地方自治法第129条の規定により議場の秩序を保持するため発言の取消しに至りました。(「了解」「議事進行」と呼ぶ者あり)奥野りん子議員。 15 ◯17番(奥野りん子君)  私の求めている答弁とは違うんですね、かみ合っていないんですよ。先ほどから申し上げておりますけれども、なぜ公平公正でなければならない議会においてこのような不公平をやられるんですかと聞いているんです。議長の公正な立場で全議会を統括して責任を持って報告をする場面で、なぜ私だけが取り上げられて田原議員は取り上げられないのか。(発言する者あり)精査して取り消せと言っている質問に対して両方とも精査をしたのか、そして両方に対してやり取りをしたのか、その経緯があったのか、それについて確認をさせていただいています。  それによって、この議会が、日野市議会というのが本当に公正な場であるのかということが分かるわけですよ。それを確認させていただいています。(「議長議事進行」と呼ぶ者あり) 16 ◯議長古賀壮志君)  窪田知子議員。 17 ◯19番(窪田知子君)  今朝行われました議会運営委員会で報告が委員長のほうからありましたけれども、そのときに奥野議員の発言の・・・・という言葉について不適切であるということで、それを削除する旨の報告がありました。  先ほど奥野議員のほうから適切性とはどの言葉なのかというふうな質問がありましたけれども、これについては議会運営委員会で報告をされておりますし、それについては会派に所属していない人にもお話が行っているんではないかというふうに思います。そうした本会議、この臨時議会議事進行を妨げるような、もう分かっていることを再度質問をこの場でするとか、また、議長奥野議員は話合いをされたというふうに聞いておりますけれども、その上で議長が判断をしてこのような今報告をされているわけですので、このまま臨時議会を止めず進めていただくことを要望いたします。(「そうだ」「了解」「議事進行」と呼ぶ者あり) 18 ◯議長古賀壮志君)  奥野りん子議員。 19 ◯17番(奥野りん子君)  やっと・・・・という言葉が出てまいりました。田原議員は議会として市長に要望し、第三者委員会をつくって検証させたと、そのことをもって・・・・ではないという議事進行でした。  ところが、私が取り上げて発言した内容は北川原の問題です。北川原について何も議会として検証もしていなければ、市長として報告を出したこともありません。すり替えです。すり替えて議事進行をして、私の発言を取り消すということは、民主主義国家においてはですね、田原さんが気に入らない・・・・という言葉を、なぜ田原さんの思いを優先して私の言葉を削除するのかというところでは、私は議会にはなじまない、議会で発言を訂正する理由というのは事実ではないこと、そして他者をおとしめる、侮辱をするようなことのないこと、この二つしかないんですよ。・・・・というのは評価です。(「侮辱しているよ」と呼ぶ者あり)  例えばあの旗ですね、あの旗(発言する者あり)ある方が、あれは白い旗だと言ったとする、もう1人の人が赤い旗だと言ったとする。そのときに、日の丸は赤も白もあるわけですよ。そのときに、白だと言った人が多かった場合にはじゃあ白にするんですかと。評価なんですよ、評価。一番分かりやすい言葉で言うと、日の丸は美しいと言う人がいた、日の丸は醜いと言う人がいた。美しいと言った人が多かったからといって、少ないほうの言葉を削除できますか。そういう問題なんですよ。(そういう問題じゃないよ」と呼ぶ者あり)(発言する者あり)(「1回整理しよう、整理。整理してくださいよ」と呼ぶ者あり)  表現の自由というのは民主主義の中で一番尊重されなきゃいけない言葉なんですよ。評価に基づいて削除できないんですよ。私が峯岸議員はブスだと言った。(「議長、整理してください」と呼ぶ者あり)それは侮辱です。(発言する者あり)だから、私が峯岸議員をブスだと言った。(「そういうことを言うこと自体がおかしいんだよ」「議長裁量権を逸脱するな」と呼ぶ者あり)それは侮辱です。でも、例えば……。 20 ◯議長古賀壮志君)  奥野りん子議員、発言中に失礼いたします。  奥野りん子議員に申し上げます。発言の取消しに対する異議は、議長秩序保持権に基づくものでございますので、今回の件については認められません。奥野りん子議員。 21 ◯17番(奥野りん子君)  私ね、取り消せとは言っていません。質疑の趣旨を言います。議長によってルールが変わるということはあってはならない、ちゃんと議事進行ルールをつくっていただきたい。  しかも、このようにスルーされるときありますよ。私が攻撃のやり玉に上がって、だけども言ったほうが間違っていた、そのときにスルーされた、報告されなかった、過去にあります。それについても10年遡ってちゃんと精査してルールを決めていただきたい。それを求めたいと思いますが、いかがですか。(「もう進めていいよ、議長」と呼ぶ者あり)議長の責任だと思いますが、いかがですか。ルールを決めていただきたい、議事進行の。(発言する者あり) 22 ◯議長古賀壮志君)  奥野りん子議員に申し上げます。このたびの発言の取消し議長秩序保持権に基づくものであり、繰り返しとなりますが、異議は認められませんので御理解いただきたいと思います。 23 ◯17番(奥野りん子君)  (「了解」と呼ぶ者あり)(発言する者あり)では、異議ではありませんが、こちらからの議長への申入れは断られたということで、公開の場で宣言されたというふうにみなします。  以上です。(「議事進行」と呼ぶ者あり) 24 ◯議長古賀壮志君)  中野あきと議員。 25 ◯15番(中野あきと君)  議長に2点、再検討と対応を求めたいと思います。  1点目は、今、奥野議員が指摘をされている常任委員会での対応と本会議での議事進行発言への対応とは異なるのではないかと、この問題についてどう考えるか、どういうふうに捉えているのかという趣旨の質問だったと思います。過去の常任委員会、あるいは予特や決算特別委員会などでも議事進行がありましたけれども、そのときの対応の原則と本会議場での対応の原則は当然変わっているというふうに私は理解しています。この辺については、議事に関わっている事務局からもその対処方針については、私は説明を求めるべきだというふうに考えます。  いま一つは、・・・・という言葉が削除の対象となっているということですけれども、先ほど奥野議員が言われたように、事実無根の言動については当然削除の対象とされます。  しかし、私たちもこの・・・・、裁判に訴えられた時点で日野市議会自体が・・・・に陥っていることの証明であるというふうに奥野議員は言われておりますが、少し私は丁寧な説明が必要だとは思いますけれども、政治的評価に関わる問題であり、その問題について、議会が言論の自由に制限をかけるような削除などはやるべきではないと、議会の言論の自由、表現の自由は最大限保証する方向で事を解決すべきだというふうに考えます。議長の慎重な判断を、再考を改めて求めておきたいと思います。 26 ◯議長古賀壮志君)  ただいま中野議員より議事進行の発言を承りました。  奥野議員議事進行の発言の中にございました委員会での取扱いにおいてでありますけれども、当時の委員会議事録によりますと、田原議員からの委員会における議事進行については、委員会における議事進行の中で指摘させていただいたのでそれ以上の対応は行わない旨、確認済みであるとのことでございます。(「了解」と呼ぶ者あり)(発言する者あり)(「議事進行」と呼ぶ者あり)奥野りん子議員。 27 ◯17番(奥野りん子君)  では、なぜその旨を報告しないんですか。同じことでしょう。島谷さんの件と同じじゃないですか、じゃあ。なぜそういう差別をするんですかということを私は質疑したわけですよ。なぜ同じ対応を取らないんですかということです。この場で報告されるべきでしょう。だって、私だってあの場でちゃんと言ったらそれで終わりというんであれば報告する必要がなかったわけでしょう。なぜそういう差をつけるんですかということです。議長、横暴ですよ。異議だけ伝えておきます。(発言する者あり) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 28 ◯議長古賀壮志君)  これより議案第1号、(仮称)子ども包括支援センター建築工事請負契約の変更の件を議題といたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。市長。      〔市長 登壇〕 29 ◯市長大坪冬彦君)  議案第1号、(仮称)子ども包括支援センター建築工事請負契約の変更についての提案理由を申し上げます。  本議案は眞生・長田建設共同企業体と締結しております(仮称)子ども包括支援センター建築工事請負契約について、契約金額等の変更を行うに当たり、地方自治法第96条第1項第5号及び日野市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、提案をするものであります。  詳細につきましては、担当部長から説明いたしますので、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 30 ◯議長古賀壮志君)  担当部長から詳細説明を求めます。総務部長。 31 ◯総務部長(竹村 朗君)  それでは、議案第1号について御説明を申し上げます。  本議案は、令和4年6月2日に議決をいただきました(仮称)子ども包括支援センター建築工事請負契約につきまして契約内容の変更をお願いするものでございます。  1ページを御覧ください。  変更の内容でございますが、契約金額につきまして6億6,660万円を685万3,000円増額し6億7,345万3,000円に変更するものでございます。  また、工期につきましては、契約の翌日から令和5年10月31日までを、契約の翌日から令和6年1月31日まで3か月延長するものでございます。  次に、変更理由でございます。  本工事につきましては、令和4年11月中旬、建設予定地内において掘削作業中、地中障害物が発見され、子ども包括支援センター地下躯体に干渉することが判明しました。これに伴い、地中障害物を解体、撤去及び処分をする必要が生じたものでございます。  変更の概要でございますが、1点目として、地中障害物の解体、撤去及び処分のための経費の増額。2点目として、当該作業の追加により工期内での竣工が困難になったことによる工期の延伸。3点目として、工期を延伸したことによる共通仮設費現場管理費及び一般管理費の増額が生じたものでございます。  3ページを御覧ください。当初契約内容でございます。  恐れ入りますが、4ページ目を御覧ください。工事概要でございます。  5ページは変更内容についてでございます。内容については、先ほど御説明したとおりでございます。  続きまして、6ページ、7ページは地下構造物除去箇所等配置図でございます。  説明は以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 32 ◯議長古賀壮志君)  これより質疑に入ります。新井ともはる議員。 33 ◯4番(新井ともはる君)  地下埋設物があったことによって3か月ほど工期が遅れたというふうに説明を受けました。調査、確認、下請業者の工程を一時ストップして再調整もされたというふうにお伺いをしています。事前に地下埋設物が分かっていれば、撤去に係る費用、期間が、今回のような影響を生じなかったと思っております。  地中の構造物があることが事前に分かっていればどのような対応ができたのか、お伺いします。 34 ◯議長古賀壮志君)  答弁を求めます。総務部長。 35 ◯総務部長(竹村 朗君)  地中に構造物があることが事前に分かっていれば、設計時に解体、撤去、運搬、処分費を計上し発注することはできたかと思います。それにより解体費及びそれに係る期間は見込む必要がございますが、工期については今回の事態よりも短縮できたと思ってございます。  以上でございます。 36 ◯議長古賀壮志君)  新井ともはる議員。 37 ◯4番(新井ともはる君)  都内では既存の建物の解体、撤去をして再開発をする事例が増えております。その場合、地中の建物だけでなく、既存の地下構造物、地下躯体だったり、山留め壁だったり、基礎くいだったり、そういったものを解体して撤去する必要性も出てくると思っています。  しかしながらですね、一般に地下構造物の解体、撤去はかなり大変な工事でございまして、費用もかかるということで、土地主の判断によってはそのまま地下構造物を残すということもあるというふうにお伺いしています。今後、公共施設を工事していくに当たりまして、地下構造物が残されているようなケースもあり得ると考えています。  今回と同じような事態が起こらないようにあたり何か対策を講じる必要性があると考えていますか、お伺いします。 38 ◯議長古賀壮志君)  企画部長。 39 ◯企画部長(高橋 登君)  今回の事案については、内部統制の取組における必須案件として報告、検証を行いですね、その中で対策を講じるように準備をしてまいります。今回の件を今後の教訓として考えてまいります。  以上でございます。 40 ◯議長古賀壮志君)  新井ともはる議員。 41 ◯4番(新井ともはる君)  以上です。ありがとうございました。 42 ◯議長古賀壮志君)  有賀精一議員。 43 ◯9番(有賀精一君)  2点ほどお伺いしたいと思うんですが、この地中から障害物が出てきたということで、地中から出てきた障害物のことについてもう少し詳しい説明をしていただけないでしょうか。  新井議員の質問にもかぶる部分もあると思うんですが、以前、豊田の南のですね、区画整理において、土地からがらくたといいますか、岩、廃棄物ぽいものが出てきてですね、本来だったら恐らくその土地の所有者が私はその責任を負って処分等々をするべきものだとは思ったんですが、実は区画整理のですね、市施行の税金を使ってこれ撤去すると。たしか一千何百万のお金がかかったんじゃないかと思うんですけども、これおかしいということでこの議会でも取り上げて問題にした経緯もありますけれど。当然工事をする前にですね、発見できない場合もあるとも思うんですが、今回のこの障害物というものが具体的にどんなものであって、どういうところでこうしたものが、ずっと分からずというか地中に埋められてたのか、その辺のことについて詳しい情報は持っているんでしょうか。 44 ◯議長古賀壮志君)  総務部長。 45 ◯総務部長(竹村 朗君)  掘削作業中であった11月中旬に、本計画敷地の北東側の角部より地中埋設物が発見されたものでございます。その後の調査で、大学があった当時のですね、校舎の地階部分及び建設当時の土留めの鉄鋼、また、地階を埋めるための採石が表層よりマイナス1メートル以深に残置されていたことが判明したものでございます。  以上でございます。 46 ◯議長古賀壮志君)  有賀精一議員。 47 ◯9番(有賀精一君)  実践女子大からですね、ある意味提供を受けてるということではありがたい話だとは思うんですけれども、今の話を聞くとですね、大学当局に、もしこれ工事をした場合にということで事前に分かった可能性も十分あるんじゃないかという私は気がしたんですね。ですから、その辺のところはどうなんですか。ちゃんと大学当局にこの土地について、例えばこれ掘った場合にこういうようなものがないですかとか、そういうことは事前に私は市の責任としてやっておくべきことだったと思うんですが、いかがですか。 48 ◯議長古賀壮志君)  総務部長。 49 ◯総務部長(竹村 朗君)  今回の建物を計画から設計、工事に至るまでの期間で、地中に構造物が存在することについて実践女子大学からは具体的な説明はいただいていなかったものでございます。そのため、構造物が存在しないという想定で作業を進めていたものでございます。  以上でございます。
    50 ◯議長古賀壮志君)  有賀精一議員。 51 ◯9番(有賀精一君)  ですから、何度も言っているとおりですね、提供いただくことはありがたいことだと、それは当然ですよ。ただ、こちらとして、大学当局が言っていなくてもどうですかということを大学当局に問合せをし、すり合わせをちゃんとやったのかということを聞いてるんです。いかがですか。(発言する者あり) 52 ◯議長古賀壮志君)  総務部長。 53 ◯総務部長(竹村 朗君)  今回の計画の中では、そのようなことはしていなかったと存じております。  以上でございます。 54 ◯議長古賀壮志君)  有賀精一議員。 55 ◯9番(有賀精一君)  ですから、本来のですね、行政の仕事というのは、そういうことをやって提供いただいた土地を有効に使うということだと思うんですよ。(「提供されなかったらどうするのよ」と呼ぶ者あり)  だからね……ちょっと頭が飛んでしまったんですけども。つまりですね、何度も言うんですけど、これ六百数十万のお金、このお金をどう見るかということがあるんですが、例えばですね、事前にこのことについて調査も含めたり、一番大事なのは私は大学の当局に聞くべきだったと思いますよ。恐らく残ってたんじゃないですか。こういう形のものがあるかもしれないというのを調査をすれば、そんなお金のかかることじゃないわけですよ。(発言する者あり)  だから、そういうことをやるのが行政の仕事だというふうに私は思っているんで、そういう受け止め方をしていただけないですか。そういう反省はないんですか。 56 ◯議長古賀壮志君)  総務部長。 57 ◯総務部長(竹村 朗君)  先ほど企画部長も答弁させていただいたとおり、今回のことを教訓にするべくリスク対策を今後取っていくと、そういうことを考えてございます。  以上でございます。(「了解」と呼ぶ者あり) 58 ◯議長古賀壮志君)  有賀精一議員。 59 ◯9番(有賀精一君)  くどいようですけれども、そういうことをちゃんと報告の中で言うべきだと。新井さんの質問や私の質問の中でこういう問題が出てきてということですけども、もしこれこのまま出てきたら、何か障害物があったけどという話だけで終わっちゃうじゃないですか。でも、今、私が質問したことによって、実は大学当局に過去の建造物のことでこういう問題があるということを問い合わせたら分かった可能性があるということなんですよ。大事なことですよ、これ。北川原の問題もそうですけども、そういう厳しいチェックを議会がやるんだと、行政もそういう形で問題に当たらなきゃいけないということをしっかり確認するということをやる必要があるという意味で私この質問をしてんです。  ということで、説明責任も含めてもう少し具体的に分かりやすく、市の責任も含めて市長が答弁をしていただくということになれば、これ非常に分かりやすいし納得もいくということです。  以上です。 60 ◯議長古賀壮志君)  白井なおこ議員。 61 ◯10番(白井なおこ君)  前の質問ともかぶるんですが、私もこの件を聞いて素朴な疑問として感じたのは、その実践女子大さんから土地をお借りするに当たって事前にですね、過去の図面などをもらうことはしなかったんだろうかという疑問です。その建築工事をする上でそういった確認というのは手続のフローとして当然あるものだというふうに思っていたので、そういうことは、チェックというのは業務フローの中に入っていなかったんですかということをお聞きしたい。つまりこれは仕方がなかったことなのか、それとも確認不足という点が否めないと思っていらっしゃるのか、市の受け止め、重なるところもあるかもしれないんですが、いま一度お聞かせいただきたいというふうに思います。 62 ◯議長古賀壮志君)  総務部長。 63 ◯総務部長(竹村 朗君)  今回の計画段階からですね、結局あの土地に地下残存物が入っているとはまさか思っていなかったということと、それから、テニスコートの下でございましたので、そういう点からも現況からいっても大丈夫だということで具体的な作業に入ってしまったということだと思います。  これはどこか特定の課が作業を怠っていたということよりも、いろんな部署がですね、こういうところのチェック、気づきをしていけばこういう問題もあるいは防げたかと思ってございます。  今後はそのような対応をする仕組みをですね、内部統制のほうで検証してつくっていきたいと思ってございます。  以上でございます。 64 ◯議長古賀壮志君)  白井なおこ議員。 65 ◯10番(白井なおこ君)  推測で物事を進めてはいけないのではないかなということで、内部統制という言葉もありました、ぜひ業務フローですとかチェックリストとか、そういったことで防げることではないかと思いますので、ぜひやっていただきたいというふうに思います。  以上です。 66 ◯議長古賀壮志君)  ちかざわ美樹議員。 67 ◯8番(ちかざわ美樹君)  お三方の質疑で伺おうとしていたことについて分かった点が多いので、1点だけ確認をさせていただきたいと思います。  この場所については法人からの無償の賃貸契約と伺っておりますけれども、こうした残置物が発生した場合についての処理費用、その処理責任などについてのことが契約には書かれていたのかという点だけ確認させてください。 68 ◯議長古賀壮志君)  企画部長。 69 ◯企画部長(高橋 登君)  地中構造物のですね、撤去に係る費用については、通常の必要費ではなくですね、有益費に該当し、本来であれば民法の規定により市が撤去を行い、費用を支出したのであれば、貸主、実践女子大学にですね、償還しなければならないとなっておりますが、無償で土地をお借りしている関係もあり、今回の土地使用賃貸借契約9条で今言った有益費の請求権を市側が放棄しておりますので、市が実際に請求することはできず、実践からの支払いを求めることはできません。  以上でございます。(「了解」と呼ぶ者あり) 70 ◯議長古賀壮志君)  ほかに御質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 71 ◯議長古賀壮志君)  なければ、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております本件については、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 72 ◯議長古賀壮志君)  御異議ないものと認めます。  よって、本件については委員会付託を省略することに決しました。  本件について御意見があれば承ります。新井ともはる議員。 73 ◯4番(新井ともはる君)  議案第1号、(仮称)子ども包括支援センター建設工事請負契約の変更について、意見を述べさせていただきます。  相手側の御好意によって無償で土地を借りているということでございまして、センシティブなことでございますが、実際に最低限のこと、何をチェックしていくのか確認をしておけばリスクは減らせた可能性はあるのかなと思っております。  今回の事例では、建物が平成26年度前後に校舎が壊され地下1階部分が残っており、本工事の敷地がその建物の角にかかっていたものだとお伺いしています。もともとあの場所にはですね、テニスコートがございまして、そのテニスコートとその校舎のですね、境目がなかなか分かりづらいということもあるんですが、この市役所の本庁舎の目の前の土地でもございますし、9年前ほどのことで建物があったということがありますので、容易に想定はできたのかなとは思っております。ボーリング調査とかですね、そういったことをするとかなり経費もかかりますので、そこまでの調査は考えていないんですが、地歴の調査をするだったりとか、土地が過去にどのような利用をされたのか、できる範囲で地歴の調査をするべきだったのかなと考えております。例えば、古い住宅地図や過去の航空写真の調査で建物の有無が分かりますし、また、登記簿の調査で土地の登記簿に記載されている所有者から用途を推測したり、土地の地目を確認することによって過去の用途を判明することもできます。また、現在は残っていない滅失した建物の閉鎖登記簿を取得して用途なども調べることができるというふうにお伺いをしています。  部長の答弁でもありましたように、本事例のリスクを今後生かせるように、内部統制の取組の場で検討すべき今回の件を全庁的に共有し、今後に資するものにしていただきたいと思います。  以上です。 74 ◯議長古賀壮志君)  有賀精一議員。 75 ◯9番(有賀精一君)  今回の事案は、説明を受けたところによれば、様々なチェックリストの話とか出ておりますけれども、まずは土地を貸していただく実践女子大さんに、この土地がどのような過去の履歴を負っているのかということをすり合わせをするということで解決できた問題ではないかというふうに思ってます。当然、提供していただいている土地なんで日野市でその撤去にお金をかけるというのは、私は問題ないことだと思うんですけれども、普通こういうことで土地を提供していただいたときに、提供していただいた側に土地のことについて詳しくお話を聞くというのは素人の私でも当然のことだと思いますし、先ほど白井議員が疑問に思ったという話をされましたけれども、当たり前のことです。そんなに複雑な話ではありません。内部統制だとか大事です。そういう以前の問題として私はこの問題があるのではないか、あまりにも、あまりにもずさんと言わざるを得ない。  厳しく言うならば、本来の業務をやっぱりちゃんとこなしていないという実態があるのではないか、そういう市の問題だというふうに私は今回この議案を見て思いました。当たり前の仕事をしていただきたい、そのこと一言に尽きます。よろしくお願いいたします。  以上です。 76 ◯議長古賀壮志君)  白井なおこ議員。 77 ◯10番(白井なおこ君)  児童虐待の件数がですね、今年度で800件ほどに届くのではないかと、過去最高という状況下、当初の計画では今年の年末には竣工していたはずの(仮称)子ども包括支援センター、さらなる開所延期ということは非常に残念であります。中高生の居場所づくり、また、子育てひろばもワークショップなどして、わくわくされていた方も多いのではないかと思いますし、また、なんでも相談にも期待を寄せているという声もあります。そういった方々のためにも、前に進めるために議案には賛成いたします。  ただし、今回は工期が延びても新しく建てる建物なのでまだいいのですけれども、これがどうにも工期を延ばすわけにはいかないという状況だったら大変なことになるかと思います。実際、余計な経費もかかってしまうわけですから、この件に限らずとも、未然防止の体制、チェックし合う体制づくり、先ほどに重なりますけれども、進めていただくことを強く求めます。  また、今後ですね、土地を借りて市が建てる場合、何か出てきたらどちらの責任になるのかなど、今後の契約の在り方についても再考を求めます。  みらいくだより、発行されていますけれども、そこでもきちんとこのことを報告し、関係者、市民に対しおわびをしていただきたいというふうに思います。  また、建設現場にもですね、一体何の施設ができるのか、中身についてもう少し情報提供できないかなとも思いますので、このことも申し添え、以上、意見といたします。 78 ◯議長古賀壮志君)  池田としえ議員。 79 ◯16番(池田としえ君)  私は賛成の立場で一言意見を申し上げます。  本件のことを先ほど来からお伺いしているわけですけれども、私が思い出すのは、平山の裏手の山にございました多摩テックの跡地、それがですね、明治大学が建設するというような段にいって、そこでですね、すったもんだの大騒ぎがあって、非常にこの日野市の在り方を決するというような案件も水の泡になったというような事案を思い浮かべます。  物事の交渉というのは非常に難しい、そのときの場を私は共有したわけではございませんのでどんな状況だったのかもちろん分かりません。しかし、このコロナ禍で、日野市はですよ、緊急事態宣言、財政的なですね、そういった状況下、そのコロナの背景化、これだけですね、(仮称)子ども包括支援センターの建設が必要だとする中にですよ、無償の賃貸契約を、あれだけ広大な土地を提供してくださるという相手にですよ、その場でその土地の状況がどうですかというような、根掘り葉掘りですね、じゃあ埋まっているものもあなたのほうで持っていただくのがこれ筋じゃないですかみたいなことを執行部が言い出して、そこで決裂したらこんな話は二度と来ない話です。  もちろん、工期が今回の場合はこれだけかからず短く済んだというような利点というのは重いかもしれません。そしてまた、この間、ここで補正予算が出てくる云々ということがどうかということは確かに一考すべきことですけれども、私はこれからの未来の日野市をつくるこの基盤を、こういったこの苦しいコロナ禍の中でですよ、財政的にも。無償の賃貸契約を結んでくださるそういう相手に対して。あまりですね、自分のほうだけ得をするようなですよ、物の言い方で全てが丸く収まるというふうには思いません。やはり物事の交渉というのは手厚くやってくださる方に、何事もそうですけれども、頭を下げながらですね、もし、(発言する者あり)うるさいな。もし、もしそのようなことを申し出るとしても相当の話術と技術で、当然私どもがですよ、持つというような気概も持ってこの話をお進めしたいとかいうような状況判断を持ちながらですね、こういった厚遇で日野市に対して貢献してくださるそういった相手にはですね、今後もこのことを、この臨時議会で話し合われたことをですね、職員の方は思い出しつつ進めていただくということが肝要かなと思います。  そういった意味では、私は、多々意見をくださる議員の一つ一つの言葉を胸に刻みながら、交渉の在り方というのを、基本というものをですね、この場でみんなでやはり学び合っていくということが大事だなということを先ほど来から学ばさせていただいた次第であります。  結果オーライということで、一刻も早く、困っている、このコロナ禍でですね、子ども包括支援センターが円滑に進んでいくことを願って、賛成の意見といたします。  以上です。 80 ◯議長古賀壮志君)  奥野りん子議員。 81 ◯17番(奥野りん子君)  なぜ事前に分からなかったのかというような議論は、購入する際に必要な議論です。実践女子大に負担を求められなかったのかという議論も同じく、購入するんであったらその議論は必要ですが、無償提供されているわけですから、全くそういう議論は必要ないと思っております。購入する場合であれば実践側がきれいにして売るというその義務がありますから、購入するんであれば実践側に責任がありますから実践さんに負担していただければいいんですけど、無償提供、実践女子大さんが、どうぞ無償で自由に使ってくださいという申出に対して、日野市がじゃあ建物を建てるという利用の仕方をしたと。なので、建物を建てるという利用の仕方をした側に責任があるというのは当然の話であると思います。  負担が増えたことが、では問題かといえば、あの場所が賃料もない最適な場所だという判断の下に選択されているわけですから、本来ならば最初にこの撤去すべきものがあると分かっていて、その費用も含めて計上できていればそれはすごく格好いい上程の仕方だったんですが、それが分からなかったというだけの話でありまして、私が市長であれば、もちろんその撤去予算も含めて、それでもこの場所が必要だという判断の下にあの場所を選んでいた、私が市長であれば。だから、市長も同じく同じ判断だと思います。(「みんなそうだよ」と呼ぶ者あり)みんなそうだと思います。(発言する者あり)この予算について、私は異議を唱えるつもりはございません。 82 ◯議長古賀壮志君)  ほかに御意見はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 83 ◯議長古賀壮志君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件は原案のとおり決するに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 84 ◯議長古賀壮志君)  御異議ないものと認めます。よって、議案第1号の件は原案のとおり可決されました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 85 ◯議長古賀壮志君)  これより議案第2号、(仮称)子ども包括支援センター電気設備工事請負契約締結の件を議題といたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。市長。      〔市長 登壇〕 86 ◯市長大坪冬彦君)  議案第2号、(仮称)子ども包括支援センター電気設備工事請負契約の締結についての提案理由を申し上げます。  本議案は、濱坂電機株式会社と締結しております(仮称)子ども包括支援センター電気設備工事請負契約について、変更契約の締結をするに当たり、地方自治法第96条第1項第5号及び日野市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により提案をするものであります。  詳細につきましては、担当部長から説明いたしますので、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 87 ◯議長古賀壮志君)  担当部長から詳細説明を求めます。総務部長。 88 ◯総務部長(竹村 朗君)  議案第2号について御説明を申し上げます。  本件契約については、令和4年6月9日に契約を締結する段階では予定価格は1億5,000万円未満であり、議会にお諮りすることなく契約を締結したものでございますが、今回の増額変更に伴い契約金額が1億5,000万円以上となったため、日野市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、工事請負変更契約の締結について議会の議決をお願いするものでございます。  議案書の1ページを御覧ください。  工事名は(仮称)子ども包括支援センター電気設備工事でございます。  契約金額につきまして1億4,979万8,000円であったものを、157万3,000円増額し1億5,137万1,000円とするものでございます。  工期は、令和4年6月10日から令和5年10月31日までとしておりましたものを、建築工事の工期の延伸に伴い令和4年6月10日から令和6年1月31日までとするものでございます。  契約の相手方は、東京都日野市旭が丘三丁目2番地の5、濱坂電機株式会社、代表取締役、門下和夫氏でございます。  なお、本件は設計金額1億円以上の工事案件となりますので、日野市公契約条例の対象となってございます。  続きまして、2ページをお開きください。  工事の概要でございます。  4、工事内容は、建設工事のうちの電気設備工事でございます。建物概要は、議案第1号にて御審議いただいた建築工事と同じでございます。  電気工事の内訳は、電力・通信引込設備、受変電設備、幹線設備、動力設備、電灯設備、コンセント設備、電話・情報設備、業務放送設備、ITV空配管設備、インターホン・呼出設備、機械警備用配管設備、自動火災報知設備、自家用発電機設備、一式でございます。  恐れ入りますが、3ページをお開きください。  5、変更の理由でございます。  建築工事の工期の延伸に伴い、電気設備工事の工期も延伸となるものでございます。また、工期の延伸により、共通仮設費現場管理費及び一般管理費が増額となるものでございます。  4ページを御覧ください。  現在の契約内容でございます。  契約金額は1億4,979万8,000円、予定価格は1億4,980万8,010円でございます。  契約の方法は総合評価方式による制限付一般競争でございます。また、手続については電子入札で実施をしてございます。
     説明は以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 89 ◯議長古賀壮志君)  これより質疑に入ります。白井なおこ議員。 90 ◯10番(白井なおこ君)  すみません、ちょっと端的に1点。太陽光発電設備工事なんですけれども、これの財源なんですが、国や都のほうでも新しい補助メニューとか次々出てきているかなというふうに受け止めているんですが、現在のところどのような補助金活用が見込まれているのか教えてください。 91 ◯議長古賀壮志君)  答弁を求めます。子ども部長。 92 ◯子ども部長(中田秀幸君)  再生可能エネルギー発電等設備ということで、太陽光発電が助成対象となります地産地消型再エネ増強プロジェクトに関する補助事業、こちらのほうを充当させていただく予定で準備を進めております。  以上でございます。 93 ◯議長古賀壮志君)  白井なおこ議員。 94 ◯10番(白井なおこ君)  補助の割合とか、そういうのがもし分かったら少し教えてください。 95 ◯議長古賀壮志君)  子ども部長。 96 ◯子ども部長(中田秀幸君)  補助率は3分の2となっております。助成上限が1億円ということでございます。  以上でございます。 97 ◯議長古賀壮志君)  白井なおこ議員。 98 ◯10番(白井なおこ君)  ありがとうございます。  環境保全のほうとも常に情報共有しながら、最新の補助金を活用していただきたいなというふうに思います。  以上です。 99 ◯議長古賀壮志君)  有賀精一議員。 100 ◯9番(有賀精一君)  私自身の知識不足のことも含めてなんですが、ちょっと説明していただきたいことがあります。先ほどの議案とかぶる部分もあって先ほど質問してなかったんですけども、一般競争入札ではなくてですね、制限付というふうになって電子入札で行ったということなんですけども、これ実態として、こういう形でその入札ということを行った際に、新たに入札を受けるような企業というのが発生する可能性ってあるんでしょうか。ちょっとぶっちゃけた質問で申し訳ないんですけども。もう工事を請け負ってて、これ確認ですけど、延伸ですよね、工事が延伸するために発生した費用でよろしいですね。これも確認の一つとしてお伺いしたいと思いますけれども、実際のところどうだったのか、ちょっと私自身の知識不足も含めてなんですが、御説明いただけたらと思います。 101 ◯議長古賀壮志君)  総務部長。 102 ◯総務部長(竹村 朗君)  まず、増額した費用につきましては、工期の延伸によるものでございます。  それから、最初の御質問でございますが、今回の件は契約内容の変更でございますので、現在、工事をしている業者に対して契約の内容を変更するものでございます。ここの時点で業者が切り替わったり、別に競争をかけるということではございません。  以上でございます。 103 ◯議長古賀壮志君)  有賀精一議員。 104 ◯9番(有賀精一君)  あえて、その入札という行為によって、お伺いしたいのはそういう別のところが何らかの形でこれに関与することがあり得るのかという意味でちょっとお伺いしたいと思ったんです。 105 ◯議長古賀壮志君)  総務部長。 106 ◯総務部長(竹村 朗君)  先ほどの御説明の中で契約方法は制限付一般競争入札でということを御説明申し上げましたが、これは4ページの現在の契約について、こういう形で入札を行ったという御説明でございました。  ですので、この工事の変更に伴いましては同じ業者に対して変更をお願いするものでございます。  以上でございます。 107 ◯議長古賀壮志君)  有賀精一議員。 108 ◯9番(有賀精一君)  私自身が基礎知識がないので、これ制限付の一般競争入札ということなんですけども、手続としては電子入札という手段を用いたということなんですけども、契約の、その何ていうのか、それはこういう形を取るというのが通常なのか。電子入札も何ももうここと契約をし直すしか、この額のね、というふうに私は理解するんですが、いかがですか。 109 ◯議長古賀壮志君)  総務部長。 110 ◯総務部長(竹村 朗君)  今回の件については同一の業者と契約を変更するしか、ちょっと選択肢としてはないということでございます。 111 ◯議長古賀壮志君)  有賀精一議員。 112 ◯9番(有賀精一君)  あえて電子入札云々かんぬんという以前の問題かなと思ったんですが、それも通常の手続としてそれは必要なことなのでということであれば理解はするんですが、私の学習のためにどうもありがとうございました。  以上です。 113 ◯議長古賀壮志君)  ほかに御質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 114 ◯議長古賀壮志君)  なければ、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております本件については、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 115 ◯議長古賀壮志君)  御異議ないものと認めます。よって、本件については委員会付託を省略することに決しました。  本件について御意見があれば承ります。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 116 ◯議長古賀壮志君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件は原案のとおり決するに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 117 ◯議長古賀壮志君)  御異議ないものと認めます。よって、議案第2号の件は原案のとおり可決されました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 118 ◯議長古賀壮志君)  これより議案第3号、令和4年度日野市一般会計補正予算(第12号)の件を議題といたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。市長。      〔市長 登壇〕 119 ◯市長大坪冬彦君)  議案第3号、令和4年度日野市一般会計補正予算(第12号)の提案理由を申し上げます。  本補正は、(仮称)子ども包括支援センター建設予定地地中障害物撤去に伴う対応や日野用水堰頭首工復旧工事における追加対応、ふるさと納税寄附額の急増に伴う対応について、早急に対応が必要なものであります。補正額は歳入歳出それぞれ4,142万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を781億9,104万8,000円とするものであります。  詳細につきましては、担当部長から説明いたしますので、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 120 ◯議長古賀壮志君)  担当部長から詳細説明を求めます。企画部長。 121 ◯企画部長(高橋 登君)  議案第3号、令和4年度日野市一般会計補正予算(第12号)につきまして御説明をさせていただきます。  本補正予算は、(仮称)子ども包括支援センター建設予定地地中障害物撤去に伴う対応や日野用水堰頭首工復旧工事における追加対応、ふるさと納税寄附額の急増に伴う対応に要する費用について計上するものでございます。  第1表でございます。  歳入歳出予算の補正額は、歳入歳出それぞれ4,142万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を781億9,104万8,000円とするものでございます。  第1条第2項の歳入歳出予算の補正につきましては、第1表、歳入歳出予算補正によりますが、詳細につきましては歳入歳出予算の事項別明細書で御説明をさせていただきます。  先に、第2条、繰越明許費の補正、第3条、債務負担行為の補正、そして第4条、地方債の補正につきまして御説明をさせていただきます。  恐れ入りますが、3ページをお開き願います。  第2表、繰越明許費補正でございます。  日野用水堰頭首工工事1件の追加をお願いするものでございます。令和元年度台風19号により破損した日野用水堰頭首工の復旧工事について、渇水期である11月に入り工事に着手したところ、沈床ブロックと呼ばれる部品を固定する水面下での部材について劣化損傷が想定よりも激しく、予定していた部材の再利用が不可能であることが判明いたしました。これに伴い、新たに部材の作成、設置をすることで、令和5年3月までを予定していた工期が5月末まで延伸となり工期が年度をまたぐことになったことから、これに対応するため繰越明許費の設定をするものでございます。  続きまして、4ページをお開きください。第3表、債務負担行為補正でございます。  (仮称)子ども包括支援センター建設事業1件の変更をお願いするものでございます。  (仮称)子ども包括支援センター建設工事については、建設予定地地中障害物撤去作業に伴い、令和4年度中の契約を予定していた太陽光発電設備工事について契約を令和5年度に延伸することといたしました。  また、地中障害物撤去作業に伴い工期が3か月程度延長されることを受け、工事管理委託について令和5年度分の予算を増額する必要が発生しました。加えて、令和4年度に契約した電気設備工事について、施工業者より工事前払金の辞退の申出がございました。  以上3点の理由により、債務負担行為の限度額について7,441万5,000円の増額をお願いするものでございます。  続きまして、5ページをお開き願います。第4表、地方債補正でございます。  (仮称)子ども包括支援センター建設事業1件の変更をお願いするものでございます。  さきに御説明した理由により、(仮称)子ども包括支援センター建設工事における太陽光発電工事及び電気設備工事において工事費の支出が令和5年度にずれ込むことから、財源として活用予定であった地方債の令和4年度の借入れを一部取りやめるため、限度額の減額を行うものでございます。  次に、歳出について御説明いたします。  少し進みまして、20、21ページをお開き願います。  総務費でございます。  説明欄、14ふるさと納税事業経費1,293万円の増額は、ふるさと納税について寄附額が急増したことで、返礼品の購入、発送等を行う委託料について不足が見込まれることから、これを補填するものでございます。  ふるさと納税の返礼品として令和4年12月より市内で組立て等が行われているノートパソコンを新たに加えたところ、ふるさと納税の年末の駆け込み需要と重なったこともあり、大きな反響を得ました。これにより、令和4年12月におけるふるさと納税による寄附額が当初の想定を大幅に超えたことで、返礼品代や配送料を含めた委託料に不足が生じる見込みとなったことから、これに対応するものでございます。  次ページ、22、23ページをお開き願います。民生費でございます。  説明欄、26(仮称)子ども包括支援センター建設経費7,135万5,000円の減額は、さきに御説明したとおり、(仮称)子ども包括支援センター建設に関わる工事のうち、電気設備工事及び太陽光発電設備工事の工事支出が令和5年度にずれ込んだことに伴い、令和4年度分の費用が不要になったことから減額するものでございます。  次ページ、24、25ページをお開き願います。  土木費でございます。  説明欄、2令和元年度台風19号災害復旧事業経費1,700万円は、さきに御説明したとおり、一部部材の作成、設置が必要となったことから、これに要する費用を計上するものでございます。  続きまして、歳入について御説明をいたします。  恐れ入りますが、戻りまして10、11ページをお開き願います。  国庫支出金でございます。  説明欄、次世代育成支援対策施設整備交付金272万1,000円の減額は、さきに御説明した(仮称)子ども包括支援センター建設工事費の減額に伴い、財源として活用予定であった令和4年度分国庫補助金を減額するものでございます。  次ページ、12、13ページをお開きください。都支出金でございます。  説明欄、子ども家庭支援区市町村包括補助事業535万7,000円の減額は、国庫支出金と同じく、(仮称)子ども包括支援センター建設工事費の減額に伴い、財源として活用予定であった令和4年度分都補助金を減額するものでございます。  次ページ、14、15ページをお開きください。  説明欄、一般寄附金(ふるさと納税)4,885万1,000円の増額は、令和4年10月から12月に寄附されたふるさと納税について予算化するものでございます。  なお、12月の寄附については、さきに御説明したノートパソコンの返礼品に加え、市内洋菓子メーカーで製造されている洋菓子セットの返礼品も人気となっており、12月分の寄附額は令和3年度比で約2.1倍となりました。  次ページ、16、17ページをお開きください。  説明欄上段、財政調整基金繰入金2,046万3,000円の減額は、主にさきに御説明したふるさと納税事業及び日野用水堰頭首工復旧工事の財源として取崩しを行う一方で、ふるさと納税による一般財源の増加があったことから、全体としては減額するものでございます。  その下、福祉あんしん基金繰入金1,216万5,000円の減額は、さきに御説明した(仮称)子ども包括支援センター建設工事費の減額に伴い、財源として活用予定であった福祉あんしん基金の繰戻しを行うものでございます。  次ページ、18、19ページをお開きください。  市債については、第4表、地方債補正で御説明をさせていただいたとおりでございます。  説明は以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 122 ◯議長古賀壮志君)  これより質疑に入ります。中嶋良樹議員。 123 ◯13番(中嶋良樹君)  一般会計補正予算(第12号)ということで、私のほうからはですね、ふるさと納税の件で何点か質問させていただきたいと思っております。  寄附額が件数ともにですね、駆け込み需要ということで増えたことは大変喜ばしい結果ではあると思ってます。ただ、一方でですね、やはりふるさと納税制度自体についてはいろいろ賛否両論があってですね、市もですね、いろいろ国に要請をしたりですとか、市長会通じてですね、要望していただいていることと理解しております。
     そういった中で、今回ノートパソコンを加えたことで急激な寄附額が伸びたということで御説明をいただきました。私もですね、これまで以前、何度か質問させていただいておりますけれども、やはり寄附者の思いに応えるといいますか、寄附者の思いを施策に反映させることを重視すべきではないかという立場に立っておりまして、ノートパソコン、私もホームページ見させていただいてですね、高額な商品でありまして、高いものであれば70万円、一番低い金額であればですね、18万5,000円だったかと思いますけれども、幅広いノートパソコンが用意されておりました。  実際、今回、件数1,600件のうちですね、日野市以外は、当たり前ですけれども、返礼品ないと思いますけれども、日野市の方はですね、東京都内の方、それから東京都以外の方の割合、寄附件数、寄附の金額ですとか割合が分かればまず1点教えていただきたいと思います。 124 ◯議長古賀壮志君)  答弁を求めます。企画部長。 125 ◯企画部長(高橋 登君)  寄附者の割合ですけれども、10月からですね、12月末までの間に1,600件いただきました。その中で、まず市内は2件だけなんですけども、市外で言うと1,598件のうちですね、都内の方が581件、都外の方が1,017件となっております。申し訳ない、ちょっと金額が、ごめんなさい、件数だけでございます。 126 ◯議長古賀壮志君)  中嶋良樹議員。 127 ◯13番(中嶋良樹君)  ありがとうございます。  多くは東京都以外の方からの寄附が圧倒的に多いということで今、御答弁いただきました。  やはり日野市を応援したいという気持ちを持った方が寄附していただいているかと思いますけれども、先ほど申し上げましたとおり、やはり寄附者の思いをですね、施策に反映していくことが大切ではないかなと思っておりまして、その中で、今回ですね、もう一つお伺いしたい点は、今、日野市もそういった取組の中で庁内でプロジェクトチームを設置されて取り組まれているかと思いますけれども、六つのメニューが寄附者が選択できる仕組みとなっております。プラスアルファで、指定なしという選択もありまして、それも含めますと七つ、自由に選択できるかと思いますけれども、今回のですね、その1,600件の中で最も多かったメニューが何なのか、指定なしも含めてですね、それぞれ件数が分かれば教えていただきたいと思います。 128 ◯議長古賀壮志君)  企画部長。 129 ◯企画部長(高橋 登君)  議員の御説明のとおりですね、使い道についてはですね、6個ございます。7個目が指定しないということですけども、指定しないというものが多くて約全体の7割を占めております。  指定するものの中の6個のうち一番多いものが、子供が輝くまちづくりというもので234件、全体に占める割合で14.6%となってございます。  以上でございます。 130 ◯議長古賀壮志君)  中嶋良樹議員。 131 ◯13番(中嶋良樹君)  ありがとうございます。  詳しくはまた意見のほうで述べたいと思いますけれども、もう1点ですね、今回、12月に急激に増えたということで御説明いただきましたけれども、当初ふるさと納税として日野市が期待していた年間の寄附額については、もう一度ちょっと確認したいんですが、どれぐらいの目標を持って今回この取組といいますかですね、いわゆる新規返礼品を加えたということで御説明ありましたけれども、そういった中での取組だったと思うんですが、全体でどれほど期待していたのか、ちょっとそれを最後に聞いて終わりたいと思います。 132 ◯議長古賀壮志君)  企画部長。 133 ◯企画部長(高橋 登君)  例年ですね、よく言う損失というようなお話もありますけども、日野市から出ていった金額というのがございます。例年、その逆に頂ける金額が大体その1割ぐらいというような形で推移しております。ただ、例年ですね、最近では1億円ずつ増えてしまっているということもございますので、今年度で言うと約6億円ぐらいですね、今年ですか、が多分出ていってしまっているのかなということでございますので、例年並みということで申し上げると、その1割ですので6,000万円ぐらいというようなことが目標なのかなと。それがちょっと低いのかなというお話もあるかもしれませんけども、そういう状況なのかなと思ってございます。 134 ◯議長古賀壮志君)  中嶋良樹議員。 135 ◯13番(中嶋良樹君)  すみません。今ちょっと6億円という金額が具体的に出てきたので、最後もう1点だけ。  交付税の算定上ですね、税収の減少は基準財政収入の減少としてですね、後で交付税として75%が補填されるという仕組みになっておりますけれども、ちょっと念のため確認なんですが、私も総務省に確認しましたら、まだ制度上はそういった形で運用しているはずなんですけれども、それを差し引いた金額が6億円のいわゆる日野市としてのマイナスの減収分なのか、そこの6億円から新たにその75%が後で交付税の中に入って収入として戻ってくるのか、その辺の部分だけ御回答いただければ。 136 ◯議長古賀壮志君)  企画部長。 137 ◯企画部長(高橋 登君)  今、私の申し上げた金額については、交付税を考えていない金額で、単純に出ていったものと入ったものということです。  その6億円に対する交付税の措置というのは交付税の算定に入るということですので、必ずしもその6億円が入ってくるということではないというふうな認識でございます。  以上でございます。 138 ◯議長古賀壮志君)  島谷広則議員。 139 ◯12番(島谷広則君)  私も、ページで言うと同じくふるさと納税関係ですかね。先ほど中嶋議員からも目標という質疑もありました。説明の中で、まずはちょっと数値的な考え方を認識合わせさせていただきたいのは、歳入のところですかね、急増による予算化という言葉で2.1倍という数値も出てきたんですけども、この金額は今回補正予算に出されたそのノートパソコンとかの今後の部分を見込んだ分も入っているのか、それとも、もう実績として、歳入はまずこの時点で確定分が見えたよという部分と、あと、今後増えていく分はまたプラスになっていく、そういった数字なのか、ちょっとその辺の明言といいますか、その辺りがちょっと説明の中で見えなかったので、お伺いしたいと思います。 140 ◯議長古賀壮志君)  企画部長。 141 ◯企画部長(高橋 登君)  今回、歳入で補正させていただいているものは10月から12月ということの実績ですので、今月以降のものは入ってございません。  以上でございます。 142 ◯議長古賀壮志君)  島谷広則議員。 143 ◯12番(島谷広則君)  ありがとうございます。  実績という言葉で、まだ今後、今回の補正で歳出のほうですね、手数料等の件数を見込めば増えてくる可能性もあるという数字で。  あともう1点が、今度、歳出のほうですね、21ページ。返礼品の部分でパソコンということで部品の組立業者が日野市内にということでの返礼品対応ということなんですけど、ちょっと説明をいただきたいのは、これまでふるさと納税に関してはいろいろ、先ほど中嶋議員も賛否両論というんですかね、いろいろな難しさもあって、これまでの各議員の質疑の中でも、返礼品競争に加担しない、いいやり方を求めたり、いろいろやってきているんですけども、庁内でプロジェクトチームというか、そういったふるさと納税対策というんですかね、そういうのがいろいろな議論、検討があってこの返礼品の選定があって、それがうまくいったのか、それとも、例えば市内の業者さんからこういう提案があって、ちょっとやってみようという感じでやったら案外ニーズがあったとか、そういう話なのか。その辺の経緯って非常に大事だと思うので、ちょっとお伺いできればと思います。お願いします。 144 ◯議長古賀壮志君)  企画部長。 145 ◯企画部長(高橋 登君)  庁内のプロジェクトとして、企画であるとか、総務系であるとか、産業系であるとかというところの中でですね、プロジェクトの中で取組をさせていただいております。その中でいろんな返礼品がいいとか悪いとか、できるとかできないという議論もあるんですけども、今回のパソコンにつきましては、間に入っているバイヤーさんみたいなところからですね、日野市さんのこういうパソコンについて返礼品としてはいかがですかねというお話をいただきました。それがきっかけでございます。  ただ、以前やはり高額の商品であるとか、パソコンに対してもいろんなお話もありましたので、その辺の確認をさせていただいて今回の計上にさせていただいております。  以上でございます。 146 ◯議長古賀壮志君)  島谷広則議員。 147 ◯12番(島谷広則君)  ありがとうございます。  いろいろな仲介といいますか、そういった紹介もあってできているということで、私としてはやはり庁内のいろいろなアイデアを出し合いながら、日野市ブランドというか、シティーセールスじゃないですけども、そういった中で出てきたアイデアであったら、なおよかったなというのがあるんですけども、いずれにしろ先ほどの質疑の中でも、今の現時点で国の補填分は抜きにしても、6億ほど流出するということの中においては少しでも返礼品の中で日野市を選んでいただく、そういったところも必要だと思うんですね。  最後、1点、企画部長、答弁聞く中でもし市長のお考えもお伺いできればとは思うんですけども、財政再建計画であったり、これまで市のプランの中でふるさと納税対策というのも上がってはいるんですけども、これ6億という話は、例えばですよ、10%でも改善すれば6,000万の市税流出が抑えられて、さらに増えれば、ちょっとでも工夫して何かしら対策が打てれば1億ぐらいは元に戻せる、そういったところにも見えるんですね。  そう考えると、財政再建計画の中のその一つの見えづらい項目ではなく、もっと大きな柱として、庁内のプロジェクトチームをしっかりと再構築をして、新しいアイデア、日野市ブランドをどうアピールするんだという部分と、もっと見せ方としてやらなきゃいけないんじゃないかなと思うんですね。  例えばですけど、最近よくあるのは体験型と言うんですかね、ちょっと来年度か、新選組まつりができるかできないかは、また実行委員会の中での検討ではあるとは思うんですけども、あれこそ全国から日野市に対して訪れてくれるいいイベントだと思うんですね。体験型とふるさと納税、何か組み合わせて新選組まつりに大使として参加した方へのインセンティブと、そういったことで呼び込むとか、それ以外にも時期によってはフルーツ狩り体験も、全国各地、そういったふるさと納税にもなってたりする、そういった戦略的にどこを目指すのか。今何かターゲット層がふわっとしているような気がするんですね。洋菓子も一つのブランドではあるんですけど、何かそういう形で、もう少しふるさと納税を日野市としてこういう対策を打っていくんだということを明確に打ち出すべきときではないかなと思うんですけども、その辺りの企画部長の見解、お伺いできればと思います。 148 ◯議長古賀壮志君)  企画部長。 149 ◯企画部長(高橋 登君)  先ほど申し上げたとおり庁内でプロジェクトは組んでおります。ただ、限られた部署ということがございます。先ほど申し上げましたとおり、毎年1億円ずつ増額で損失が出ておりますので、まずその認識を庁内全体でもう少ししっかりと全職員が取る必要性があるかなと思っております。  それと、議員御指摘のとおりですね、すごいいい返礼品がいっぱいあれば当然それはそれでいいんですけれども、やはりその事という部分、イベントであるとか事であるとかというものについてもですね、その一つにもすごく多額な寄附はいただけないかもしれませんけども、今回のふるさと納税の目的は市のPRというところもあると思いますので、そういう意味でですね、全庁的な意識を高めると同時にですね、各部署からですね、もうちょっとそれぞれの部署でのアイデアなんかもですね、募集をさせていただいて、自分の部署で何ができるのかという中でですね、できるところからもう少し頑張っていきたいと思っています。  以上でございます。 150 ◯議長古賀壮志君)  島谷広則議員。 151 ◯12番(島谷広則君)  ありがとうございます。  じゃあ、最後、市長からですね、ふるさと納税に関しての今後の意気込み、お伺いできればと思います。お願いします。 152 ◯議長古賀壮志君)  市長。 153 ◯市長大坪冬彦君)  ふるさと納税、特に東京都をはじめとして都市部の自治体は流出額があまりにも大きくて、当然ふるさと納税制度に対する厳しい意見を持っている、私もそれは同じであります。  ただ、少し流れが変わってきたのは、例えば世田谷区辺りも批判一辺倒だったのが、そうはいってもということでいろいろと返礼品の工夫をしておりますよね。それは私どもも同じでありまして、本当に最初は何百万という世界でしかなかったのを、やはりそうはいってもということで努力をしてきたということであります。  ただ、やはり返礼品ということになった場合は、日野市の都市農業の状況を見ても、それからいろんなものを見てもなかなか地方の魅力的なものに比べると非常に厳しいかなというのがあります。何年か前に土方歳三没後150年ということで、これは本当にガバメントクラウドファンディングということでいわゆる事消費、事についてということで来ていただいて市内を御案内するということで、積極的応募があって、150万円を目標にしてそれを超えたということで、それに対する返礼として日野市に来ていただいて新選組ゆかりの地を回っていただく、御案内する。私も駅頭でその方々をお迎えして御挨拶をしてということがありました。今後はそういう方向を中心にやってくんだろうと思います。  それについては、もちろん観光もそうですし、福祉もそうですし、日野市としていろんなことに取り組む場合に、そこに一定の共感を呼ぶようなストーリー、それをどうつくっていくのかということになると思います。それによって、それに対する共感を呼んで寄附をいただくということが一番大切な柱かというふうに思います。  もちろんそれだけではなくて、当然、農業でいろんな生産物があります。それをどうするか、いわゆる6次産業化ということでいろんな形で加工してというような特産品を作っております。紫波町との間で、紫波町と、それから日野市のものを持ち合わせたようなお菓子も作っておりますから、そういう工夫もこれからしていかなければならないし、それをやはり全庁的に各部署の職員がプロジェクトチームがあちこちで出来上がるような、そんな雰囲気をつくっていかなければならないと思っております。  そういうような組織的な取組によって、財政再建における収入の増加、そして日野市のブランドのアップ、日野市の価値の上昇ということも勝ち取っていくという事業にしていきたいと思っております。そういう形で、ふるさと納税は流出多いんですが、それをある意味チャンスに変えてということでやっていきたいというふうに思っております。  以上です。 154 ◯議長古賀壮志君)  ほかに御質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 155 ◯議長古賀壮志君)  なければ、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております本件については、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 156 ◯議長古賀壮志君)  御異議ないものと認めます。よって、本件については委員会付託を省略することに決しました。  本件について御意見があれば承ります。中嶋良樹議員。 157 ◯13番(中嶋良樹君)  議案第3号、令和4年度日野市一般会計補正予算(第12号)につきましては、賛成の立場で意見を申し上げたいと思います。  先ほど質疑の中でふるさと納税について質問させていただきました。その中ではっきりしたことは、寄附者の約7割の方は指定をしていないということで、まだまだこの部分についてはですね、いろんなアイデア、日野市の魅力をまだまだ発信されてない状況ではないかと思っておりますし、今回のですね、補正の中身につきましては、純粋に金額、件数が伸びたことで喜ばしい実績ではございますけれども、ぜひ来年度予算に向けてですね、先ほど総務部長からも御答弁いただきましたとおりまだまだ伸び代がありますし、寄附額のですね、目標についてもまだまだ私は高い目標を持って、せっかく庁内のプロジェクトチームが設置されているわけですから、ぜひ庁内の中で連携してですね、しっかりと地域の魅力、また日野のブランドの向上に向けてですね、発信していただきたいと思っております。  それに加えてですね、やはりふるさと納税の活用につきましては、いろいろとコストもかかりますし、また時間もかかるものでございますので、コストパフォーマンス、またタイムパフォーマンスをですね、しっかり御判断いただいてですね、効果ある施策の取組としてですね、来年度予算につなげていただくことを要望して、意見とさせていただきます。 158 ◯議長古賀壮志君)  白井なおこ議員。 159 ◯10番(白井なおこ君)  議案第3号、令和4年度日野市一般会計補正予算(第12号)には、賛成の立場で、ふるさと納税について一言意見を申し述べます。  税の流出に自治体も危機感を募らせて、返礼品競争に次々と都内自治体も参入している状況があることは認識しております。手をこまねいて見ているだけではということで、参入せざるを得ないというのは理解をいたします。  日野ネットは、自分たちの税金の使い道を自分たちで決めるという方向性については賛成です。しかしながら、現在のふるさと納税は本来の応援という寄附行為からかけ離れていると感じています。官製通販とやゆされるように返礼品目的のネットショッピングになっている面が否めず、高所得者ほど得をする税の在り方としてふさわしくないと考えています。自治体としても本来の目的に沿うよう見直しの声を上げ続けていただきたいですし、また、返礼品というものでなくても、魅力的でチャレンジングな事業を発信し日野市を応援してもらえるような展開を求め、以上、賛成の意見といたします。 160 ◯議長古賀壮志君)  ほかに御意見はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 161 ◯議長古賀壮志君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件は原案のとおり決するに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 162 ◯議長古賀壮志君)  御異議ないものと認めます。よって、議案第3号の件は原案のとおり可決されました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 163 ◯議長古賀壮志君)  これより議案第4号、日野市平山三丁目30番地の12における市の義務に属する下水道溢水事故に係る和解の締結及び損害賠償の額の決定の件を議題といたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。市長。      〔市長 登壇〕 164 ◯市長大坪冬彦君)  議案第4号、日野市平山三丁目30番地の12における市の義務に属する下水道溢水事故に係る和解の締結及び損害賠償の額の決定についての提案理由を申し上げます。  本議案は、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定等に基づき、下水道溢水事故に係る和解の締結及び損害賠償の額の決定について議会の議決を求めるものであります。  詳細につきましては、担当部長から説明いたしますので、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 165 ◯議長古賀壮志君)  担当部長から詳細説明を求めます。環境共生部長。 166 ◯環境共生部長(小平裕明君)  議案第4号、日野市平山三丁目30番地の12における市の義務に属する下水道溢水事故に係る和解の締結及び損害賠償の額の決定について御説明申し上げます。  議案書の1ページを御覧ください。  状況でございます。  令和4年6月4日午前7時頃、A氏宅地内に設置されている市が管理する公共汚水ますに侵入した木の根が当該公共汚水ますと宅地内排水管との接合部を閉塞し、排水を阻害したことにより、日野市平山三丁目30番地の12の和解の相手方自宅の2階部分において、洗濯機の排水が溢水し、2階床下、1階天井裏、1階ダイニングルームに流入し、和解の相手方自宅の天井、壁紙等を汚損させたものです。  下水道施設の管理部分について御説明します。  下水道の本管は、これは一般的に道路に埋設されており、各建物から出た汚水を処理場まで運ぶルートに敷設されております。この下水道本管から宅地内へ敷設されたもの、取付管と呼んでおります、そして、その先端には宅地内に設置した公共汚水ますがございます。ここまで、この一連の施設を市で管理しております。そして、この公共汚水ますより建物側に排水設備と呼ばれる各建物からの排水を流すための排水管が設置されており、この管理は全て建物所有者になります。  今回、事故の原因となった木の根が侵入した公共汚水ますが公共下水道管理者である当市が管理していることから損害賠償に至ったものです。  当該地の下水道施設は、民間事業者が昭和44年度に立ち上げた土地区画整理事業にて整備され、地域の下水処理施設で汚水処理がされておりました。  なお、和解の相手方の建物は昭和48年頃に建築されております。  平成4年度からは汚水処理を都の運営する処理場で行うことになり、公共下水道に切り替え、これに伴い地域の汚水処理施設以外の下水道本管、取付管、公共汚水ますなどの施設が本市に引き継がれました。その後、当該地域の下水道施設の劣化が進んだため、平成10年度より公共汚水ますを含む更新工事を行ってまいりました。事故が発生した公共汚水ますも、平成29年度に取付管とともに更新工事を実施したところです。  本件については、市が設置し管理する公共汚水ます内部に木の根が侵入し成長した結果、建物からの排水をせき止めていたことが事故の原因との結論に至り、事故発生後、和解の相手方と損害賠償について交渉を積み重ねてまいりましたが、ここで相手方から和解に応ずるとの意思表示があったものでございます。  和解の相手方は議案書に記載のとおりでございます。  損害賠償の額は255万5,823円であり、この全額を市が加入している下水道賠償責任保険から支払われます。
     説明については以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 167 ◯議長古賀壮志君)  これより質疑に入ります。白井なおこ議員。 168 ◯10番(白井なおこ君)  詳細な説明いただき、ありがとうございます。  今回の件を受け今後のことなんですけれども、未然防止の観点では、市はどのような対策を考え、また、市民にどのような周知を行っていくのかお聞かせください。 169 ◯議長古賀壮志君)  答弁を求めます。環境共生部長。 170 ◯環境共生部長(小平裕明君)  今後の件でございます、改善策も含めてなんですけれども、本件事案でもそうでありましたが、大半の市民の方は下水の詰まりに対する対応や原因究明方法、日常気をつけなければならない点などですね、分からないことが多数であると思われます。この件に関しましては、自治会回覧、ホームページ、LINE等のツールを活用し、市民の皆様に周知をまず行っていきたいと考えております。  少し具体的にお話しすると、下水道の流れが悪くなった場合は市や指定工事店に早期に相談をしてもらう、そのための案内ですね、これをきちんと行うことですとか、あと、市民の方に宅地内の排水設備、お住まいの方の管理下にある部分ですね、この点検のためのノウハウ等、これも御紹介してまいりたいかと思っております。  それと、下水道施設関連のですね、緊急対応時における事業者の体制、こういったものももう少し速やかに対応できる体制というのが必要かなとも思っております。  あとですね、公共汚水ます工事施工基準改正の検討、これにも取り組んでまいります。  あとですね、市の職員が行ったときに、下水の設備といいますのは目に見えない部分が多うございます。ここの確認がなかなかできない中で事故がさらに起こってしまう可能性もございますので、職員のその検査に対する対応ですね、これについても少し厚めにできないかなということで検討をしてまいります。  以上でございます。 171 ◯議長古賀壮志君)  白井なおこ議員。 172 ◯10番(白井なおこ君)  分かりました。ありがとうございます。あと、ちょっと意見のほうで提案をさせていただきたいと思います。  ちょっと2点目、保険のことなんですが、先ほど下水道賠償責任保険ということなんですが、これ、年間支払い額はどのぐらいで、こういった件が起きるとその保険料というのに反映されて増額になっていくのか、その点だけ確認させてください。 173 ◯議長古賀壮志君)  環境共生部長。 174 ◯環境共生部長(小平裕明君)  まず1点、先に保険額についてですが、今回の件に関して増額はございません。  それとですね、保険料の支払い額、ちょっと今、手元に資料がございませんので、調べた上、後ほど、失礼いたしました。年額で25万円となっております。  以上でございます。 175 ◯議長古賀壮志君)  ほかに御質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 176 ◯議長古賀壮志君)  なければ、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております本件については、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 177 ◯議長古賀壮志君)  御異議ないものと認めます。よって、本件については委員会付託を省略することに決しました。  本件について御意見があれば承ります。白井なおこ議員。 178 ◯10番(白井なおこ君)  この議案第4号に対しては、賛成の立場で意見を申し述べます。  木の根により排水が詰まって汚水が噴き出すということは、私が住む集合住宅でもありました。それを受けて、定期的な検査のほかに大がかりな調査というのも行いました。ただ、これをですね、市全域でとなりますと、それは財源も人手も必要なことは理解をいたします。まずはできる範囲の対策強化を求めると同時に、市民への理解協力も欠かせないというふうに思います。  先ほどもおっしゃっていたように、市民の方は汚水は流れて当たり前という意識、その設備も市の管理、個人の管理の区別や仕組みの知識もないのが一般的だというふうに思います。また、植物の生命力のたくましさも想像以上でありまして、敷地内に樹木がないから大丈夫ではなく、流れる肥料とも言える汚水を求めて本当に伸び侵入してくるということも知っておいてもらったほうがいいというふうに思います。自分事として目を向けてもらうには、詰まるとどういう大変な事態になるのかですとか、木の根が侵入するというのはどういうことなのか、写真で視覚的に訴えていくのがいいんではないかなというふうに思います。  先ほどもちょっとおっしゃっていたように、その木の根の侵入が疑われる場合どういう兆候が現れるのかということを具体的に、また、その日常的な汚水ますの確認の仕方を分かりやすく伝えることも必要だというふうに思います。油やトイレットペーパー以外は流さないというのはこれはもう当たり前なんですけれども、こういったふだんからの心がけを一過性の周知だけではなくいつでも確認できるようホームページでも周知していただきたいですし、ごみカレンダーの一角に記載するのも有効かもしれないと思いますので、こういったこともぜひ御検討いただければというふうに思います。  保険については確認いたしました。こういう一件があったからといってすぐに上がるということではないようですけれども、常に見直しを図っていただきたいということを申し添え、以上、意見とさせていただきます。 179 ◯議長古賀壮志君)  ほかに御意見はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 180 ◯議長古賀壮志君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件は原案のとおり決するに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 181 ◯議長古賀壮志君)  御異議ないものと認めます。よって、議案第4号の件は原案のとおり可決されました。(「議事進行」と呼ぶ者あり)  有賀精一議員。 182 ◯9番(有賀精一君)  すみません。先ほど議案第2号、(仮称)子ども包括支援センター電気設備工事請負契約の締結についてに関して、私、質疑をいたしましたが、全くとんちんかんで、私の頭の中の理解不足でありまして、今回の質問については取り消させていただけないかというお願いをしたいと思います。 183 ◯議長古賀壮志君)  有賀議員からただいま議事進行の発言がございましたが、該当する発言の部分等の指摘がありませんでしたので、具体的に御説明願います。 184 ◯9番(有賀精一君)  先ほど、いわゆる制限付一般競争入札のことで質問したんですけども全く的外れで、私の頭の中でちょっといろいろ問題ありまして、白井議員からも横から指摘を受けたんですけれども、私の質問の趣旨そのものが間違っていた、要するに頭の中で勘違いして質問していたということです。誠に申し訳ないです。私のこれ不徳の致すところです。  そういう意味で質問そのものが誤っていたということで取消しを願いたいという趣旨でございます。すみません。 185 ◯議長古賀壮志君)  有賀精一議員にお尋ねしますが、該当の質問の部分全てということでよろしいんでしょうか。 186 ◯9番(有賀精一君)  はい、そうです。(発言する者あり) 187 ◯議長古賀壮志君)  有賀精一議員に申し上げます。質問の部分全文全てを取り消すということについてはこの場で判断いたしかねますので、私、議長をして留保させていただければと存じますが、いかがでしょうか。 188 ◯9番(有賀精一君)  了解です。すみません。御面倒をおかけします。(発言する者あり) 189 ◯議長古賀壮志君)  では、改めまして、ただいまの有賀精一議員の発言に対しましては、速記録等を十分精査し、議長をして対応してまいります。(「了解」と呼ぶ者あり) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 190 ◯議長古賀壮志君)  本日の日程は全て終わりました。  これをもって令和5年第1回日野市議会臨時会を閉会いたします。              午前11時51分 閉会 Copyright © Hino City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...